ドライアイ
ドライアイとは
ドライアイは、通常は目の表面の細胞が涙液によってきちんと保護されているところ、涙の量が不足することで十分に潤わず、涙の質のバランスが崩れることによって引き起こされる症状です。
これにより目の表面が傷つく可能性があり、その結果、目の疲れ、かすみ、目の乾燥感、異物感、また逆に涙の過剰な分泌などの症状が現れることがあります。
原因としては、加齢やエアコンの使用、長時間のパソコンやスマートホンの使用、またはコンタクトレンズの長時間の装用が挙げられます。
ドライアイの症状チェック
- 目が疲れる
- 目が重たい感じがする
- 目がゴロゴロする
- 目が乾いた感じがする
- 目に不快感がある
- 目がヒリヒリ痛い
- 目が赤くなりやすい
- 目がかゆい
- 朝、目が開けにくい
- 光をまぶしく感じやすい
- 白っぽい目ヤニがでる
- なんとなく見えづらい
- 時々かすんで見える
- 最近少し視力が低下したようだ
チェック項目が５つ以上なら、ドライアイの可能性があります。
（上記の症状には、べつの病気の初期症状の可能性もあります。 ドライアイかどうかは自己判断せずに眼科の診察を受けましょう）
治療法
ドライアイは、眼科医による正確な診断と適切な治療が必要です。症状の原因によって治療法は異なりますが、一般的なドライアイの治療法はいくつかあります。
①点眼薬の使用
ドライアイの原因に応じて正常に機能していない涙の層に直接はたらきかけ、涙液のバランスを整える目薬を点眼します。
②涙点プラグ
涙点プラグによる治療は、点眼で効果が得られない場合、涙の排出工である涙点を閉じることで涙の流出を抑えて涙を目の表面に十分にためる治療法です。
ドライアイの予防法
ドライアイは、主に目の疲れやまばたきの不足によって引き起こされます。パソコンやスマートホンを長時間使用する際は、頻繁に休憩をとり、積極的にまばたきをすることが重要です。エアコンの風が直接目に当たらないように調整し、空気が乾燥する場合は加湿器を使用することをお勧めします。コンタクトレンズを使用する場合は、装用時間や適切なケアに留意する必要があります。寝る前にコンタクトレンズを外さずに眠ることや、適切な清潔ケアを怠ることは避けましょう。
SLT治療可
緑内障
緑内障は、目の中にある防水（栄養を運ぶ液体）が排出されにくい状態や排出されない状態になり、目の中の圧力（眼圧）が上がって、目の機能が落ちる病気です。
日帰り手術可
白内障
水晶体というピントを調節するレンズ部分が白や黄色に濁る為、外からの光が通過できなくなり、網膜に鮮明な像が映りにくくなる病気です。水晶体自体が濁っている為、メガネでは矯正できません。
網膜静脈閉塞症
網膜のむくみ・出血でものが見えにくくありませんか？
加齢とともに発症リスクが高くなる「網膜静脈閉塞症」。
是非一度、当院までご相談ください。
糖尿病網膜症
成人の失明原因の第1位となっている恐ろしい眼の病気が、糖尿病網膜症です。糖尿病が原因で網膜に異常をきたす病気です。
網膜剥離
網膜がはがれることで、視野の一部が欠けてしまう病気です。網膜細胞に栄養が届かずダメージを受け、元に戻りにくいので早期に手術で元の位置に戻さなければなりません。
ドライアイ
ドライアイとは、目の表面が適切に潤っていない状態をさし、涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることで涙が不足する病気です。目の表面に傷を伴うこともあり、目のかゆみ、充血、異物感、視力の低下、涙の過剰な分泌といった症状がみられます。
眼科専門医の診察を強くお勧めします